最近の話

 2003年9月13日   「目の良くなる本」

 そういえば、先月実家に帰省しましたところ、私の母上のために、このような本が実家に存在してました。(母の日に我が愚妹から贈呈されたそうです)
で、その本とは


 「どんどん目が良くなるマジカル・アイ(決定版)」


いや、まあいいんですけど・・・。
決定版という響きがなんだか寂しい。


 でもね、母上。何を今更って感じがしなくもないのですが。。。だって齢ゴソジをお数えになられまして、何ゆえ視力回復なのかと、すごーーーく長い間お付き合いされてきた近眼を今さら解消して何をたくらんでいるのかちょっと恐ろしい限りです。


 母上の生活パターンを聞いてますと、明らかに26歳の私よりも健康的な生活を送られていまして、仕事もこなすわ・運動は欠かさないわ・食事は一日4食だわ・睡眠はしっかり取るわで、育ち盛りの中学生みたいでして、体力とかホント敵わないのは薄々わかっていたのですが、この期に及んでまだ視力回復まで手を出すのかと・・・。ほんとの中学生になりたいのかと!


 最近じゃ、なんだかゴルフに目覚めたらしく、毎週無心に打ちっぱなしで5〜600球/1時間をノンストップで打ち込んでるらしいです。1分間に10球をノンストップって・・・
一人隅田川花火大会とか呼ばれてないか心配です。


 それにしても、ターミネーター……基い母上。近眼を治すよりも、まず気づくべきところがあると思うのですが。。。自分が既に「ご老眼」であることを…。
 だってね、「マジカルアイ」の説明書きを読んでる母上の姿は、目をちょっと本から遠ざけて下目使いだったもので…。
 いや確かに「老眼」という響きは嫌です。それを認めたくないのも解りますよ。でもね、少なくとも近眼を治すよりも老眼鏡を買うことの方が先かと思いますよ、私は。もし老眼鏡という響きが嫌なのであれば「虫眼鏡付き眼鏡」とか思うといいと思います。


 ま、何はともあれ、元気なことは大変よろしいのですが、帰省するたびに段々パワフルになる姿を見てますと、正直帰るのが怖くなります。いつ本物のサイボーグに変身するのかと。。。
「老いては子に従え」の諺くらいおとなしくなってくれることを少し思う今日この頃です。


         
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