最近の話

  2002年5月12日   「八丈島」

 今年G.W.はですね八丈島でダイビングをするという例年にない有意義な連休の過ごし方をしまして、他人の旅行自慢話を聞いてフテ寝せずにすみました。



 というわけでここから旅行自慢話です。


 私の旅行と言うと、前回の旅行でも旅行直前になって有休が取れずにお陀仏で旅行にすら行けなかったように、スクイズやら忘れ物やらでまともにダイビング旅行を完遂した記憶があまりありませんが、今回も例にももれず風邪をおしての旅行と、結構最悪な環境での旅行となりました。

 咳が止まらず、のどが痛いし、旅行前日に医者に行ったら、

「ヘタしたら肺炎起こすよ」


とまで脅されて、ドクターストップがかかってるにもかかわらずのダイビングでした。




 八丈島では、基本的に食う・潜る・寝る以外することがなく、3食の毎後に山のような薬(1回7〜8錠と粉薬)を飲むため、なんか陸にいるときはずっと薬を飲んでいたような記憶にさえなります。もうはっきり言って薬付けみたいですね。すごい虚弱体質な子みたいでした。



 そんでもって、ダイビング中はレギュから送られてくる空気がほぼ湿度0%ですから、のどカラカラになるし、そのため咳きこむし。

 一緒に行かれた方、ダイビング中の私の吐く息が巨大な泡でかつ変則的だったのはその(咳)ためだと理解してください(そんなとこ見てないか・・・)。



 まあ、とは言いましてもダイビング自体は非常に充実したものでした。
 レグルスと言うショップを使ったんですが、ここのオーナーは私みたいなネット上のエセ海水魚図鑑ではなくて本物の図鑑を発売しているぐらいのすごい方で、ガイドのレベルもハンパなかったです。


 といってもガイド自身はスタッフだったんですが、オーナーに相当鍛えられてるらしく満足度は十分でした。
 つーか、ガイドの教えてくれた魚・エビ・カニ、マニアックすぎて半分くらい分からなかったし、レアなんかどうかも知りません。


 「カエルアンコウ見たい」なんてこと言ってたら、「あんまりいないんですよね〜」とか言ってたくせに、その直後のダイビングで、手のひらに大きさわずか2cmほどのハナオコゼを見せつけられるし。。。そんなもん見せられたらこっちもこう↓言うしかないじゃないですか


「ゴメンナサイ、マイリマシタ m(T_T)m」



 いやぁ、私もエビ・カニはともかくとして、魚は結構知ってたつもりなんですけどね、やっぱプロ中のプロは違うなぁと感じました。

 はっきり言って総帥もビックリなほどの惨敗です。


 その一部は今後海水魚で順次載せていきますのでご期待ください(もちろんバリレタッチしますが…)。UPしました。




 あと今回の宿では八丈の島料理を食べさせてもらったんですが、これも良かったですね。鰆(サワラ)とか鰹(カツオ)の刺身ですとか(たたきではないですよ)、トビウオの煮付とか、アシタバ(ヨモギみたいなの)の掻揚とか、メダイの寿司とか初めて食べるものばかりで、どれも旬かつ採れたての新鮮でまことに美味でした。


 やっぱり、旅したらその土地の料理が食べられるのが最高ですね。シンプルだけど新鮮で、作り手も普段良く作るものだから、1番良いと思いました。



 最後に、八丈島に行くには船より飛行機が良いと思います。船だと10時間以上かかるところ40分で行けちゃいますからね。

 多少高いですけど、往復20時間分の節約は、バイトかなんかでペロッと返せる位の金額差ですし。

 だって帰りの船なんて朝10時八丈島出港で、東京着が夜8時だから、もう暇で暇で。昼なのに寝るしかないんですよね。しかも連日のダイビングで疲れてるから、これが寝れる寝れる。6〜7時間寝ましたね。

 で,そんなに寝るとその夜は当然眠れませんで、規則正しかった旅行中の生活があの船によってメチャメチャにされるところが船の一番の難点ではないかと私個人的には思います。



 てなわけで、八丈島いいところですよ。また行きませう。



 (う〜ん読み直してみると食べ物以外あんまり自慢話ではないなぁ〜)

         
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