最近の話

  2004年5月17日   「電話恐怖症」

 恐怖症というほどではないのですが、アドリブが効かない私は電話が結構苦手です。

 顔を見てしゃべれないことが苦手で、よく駅の切符売り場の横でトコロテンの機械のような穴のあいたプラスチック版ごしに駅員としゃべるアレも嫌いです。


 かける時は準備できるのでいいのですが、不意にかかってくる時が困りもので、大体は何事もなく終わるのですが、たまに意思疎通ができない人がいて猿並に受話器を投げ出したくなります。ウキーッ。・・・って投げ出しませんけど。




 そんな私ですので、電話をする時は最大限に電話に集中しています。




 ですから(以前TVの実験でやっていた)電話中に大根を「お願いします」って渡されると受け取ってしまい、電話を切った後に「何だコレ!」って驚く人種です。



 むろん、よく漫画で出てくる激多忙なサラリーマンのように電話で話しながら他の人に指示を出すというのは出来るわけもなく、天上人の技にしか思えません。



 そんな私ですから、電話での失敗談もよくあります。



@「どちら様」を「何様」と聞いてしまった。
 電話に出て、何を考えてたのか忘れましたが、ついつい口走ってしまっていました。でもこのレベルならよくありますよね?(同意を求められても…)



A第一声で「いらっしゃいませ」と言ってしまった。
 小売店のお客様電話ならまだしも、普通の社内電話で言ってしまいした。電話の相手は知っている人だったのですが、失笑されてしまいました。
 爆笑されたら、それはそれで笑い話ですんだのですが、失笑って。。。ホントに申しわけない気分になりました。




さらに先日、(誰にも言っていない)もっと情けない失敗を犯してしまいました。


 ややこしい話を目上の方に伝えることになったので、概要と話の流れをメモ書きして「さあ説明するぞ」と意気込み、いつものごとく受話器を取り番号を押しました。

 しかしツーツーツーと電話がかかりません。2〜3度試したのですが、全くかかりません。何だ壊れているのか?と思って憤りでふと我に返ると、自分が一生懸命押していたのは、プッシュボタンではなく、



計算機



 おかげで一気に緊張はなくなりましたが、あの時のやるせなさといったら、そりゃあもう

         
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