最近の話

  2004年2月29日   「初めての救急車」

 先日初めて救急車に乗りました。。。赤と白のあのバンにです。。。

 事の発端は、朝起きてノビにありました。ノビをした途端ピキッときまして、これはたぶんヤバイのではないかと思いつつ、上半身を少し動かしてみると背中から激痛。息ができない痛さというものを生まれて初めて出会いました。5回吸って3回吐くみたいな変則的ラマーズ法呼吸しかできなかったんです。

 全く動くことができないのかと思っていましたが、下半身は動かしても大丈夫なことが判明。また、肩・腕・首もある方向は動かしても大丈夫なことも判明。

生きれる!

とっさに動物的本能がそう思いました。そこでパントマイムのような動きを繰り返し、動かしてもいい方向を試行錯誤すること20分携帯電話ゲット

助かる!

またも本能がそう呼びかけました。早速119に連絡して救出を頼みました。
しかし、ここで大きな問題に直面。玄関のカギが開いていないのです。。。
下半身は動くのですが、上半身にヘタな振動を与えるともがき苦しむことになりますので、それはそれは超スローモーション&ヘンテコリンな体勢で往復3mの距離を5分くらいかけて行きました。時速36m。アシモよりも遅いです。


そして10分後

ピンポーン♪

 いや〜救急隊員にチャイム押されてもねぇ、コッチは動け無いんだよといいたかったのですが、そのままズカズカと入ってきてくれましたので、一応は助かりました。
 そのまま担架に載せてもらいベルトで固定されること5分近くの病院に運んでもらい何とか一命を取り留めました。


 しかし救急車ってアレですね、すっげー!なんです。電話一本でかけつけてくれますし、すぐその場で応急処置などしてくれますし、病院の指定もできますし、基本的に寝てればいいわけですし、何よりタダ。ヘタにタクシー呼ぶより全然いいと思いました。ちょっと大げさで周りの人の目が恥ずかしいことを除けばこれほど便利なものは無いと思いましたよ。


しかしあんな急な事態に陥っていても
「あ、この救急車ネタになるな」

とちょっと考えてしまっている自分がなんだか寂しかったです。


も一つ寂しかったことは、今回のこの体をつった原因が御医者様に言わせると、
「運動不足ですね」
とサラッと言われてしまったことが寂しかったです。


自分では生死をかけた戦いと思ってたものが「運動不足」かよ・・・。

         
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