最近の話

  2002年10月11日   「牛丼屋にて」

 独り者にとって牛丼屋は外食レパートリーの中でも、先発ローテに入ってくるメジャーな存在ではないでしょうか?


 私はだいたい月に1回位の割合で行くのですが(どこが先発ローテだよ!)、メニューは決まってます。昼は330円コース。夜は少しリッチに大盛・卵・けんちん汁・生野菜サラダの700円コースです。


 今さっきも700円コースをたいらげて来ました。もうゲプゲプです。お腹が邪魔でタイプが打てません。冗談です。

 でも今日はちょっと不思議な出来事がありました。

 まず店に入ると独り者の客がいなく、3組が在席。しかも3カップルおいっ、ここはビーナスフォートじゃないんですよ。独り者でも気軽に食べれるのが牛丼屋じゃないのですか?っていうか、独り者のためにある店じゃないのですか?(妙に「?」のキーを力強く叩いてしまった)

 それでも、その光景を見て引き返すのは負けた気がするので、すごすごと端のほうに座りましたよ。唯一良かったのが店内が24時間禁煙になってたことでしょうか。私は嫌煙家です。嫌煙家同士が集まって「ケンエンの仲」と言ってたこともあるぐらいです。くだらないですね。本題に戻ります。牛丼です。

 で、上記の700円コースを頼みまして店の中を見回して見ますと、3(バ)カップルに男店員が2人という構成。深夜だから女性バイトがいないんだろうなと思ってました。

 そこへ、独り者の男性客が入店。(ナイス!)
 一斉に挨拶をする店員達。



男「いらっしゃいませ、どうぞ〜!」
男「いらっしゃいませ、どうぞ〜!」

女「いらっしゃいませ、どうぞ〜!」


ひ〜。


もう一度店内の奥の奥まで探すけど、女性店員の姿は見当たりません。明らかに2人でした。
まさか店員がホーミー(一人でハモれる技)できるのかな?そういやホーミーって常人がやると肋骨が砕けるらしいな…。
などとほかのことをなるべく考えるようにしました。



 先ほど入店した男性客、U字カウンターの向側の私の目の前に座る。そして、、、



にこっ。



ひ〜。



私に向かって笑いかけたんです。怖えぇぇぇぇ。
彼はアッチ系の人なんだ。彼はアッチ系の人なんだ。彼はアッチ系の人なんだ。
必死に自己暗示をかける私。
思わず間違って紅しょうがをけんちん汁にぶち入れてしまう私。
結構うまいかもって思う私。
取り合えずチキってることが確かな私。



 そんなこんなで、いつの間にやら3(バ)カップルもいなくなり、今度は逆に次々とトラックやらタクシーの運ちゃん達が入ってきて、店は大混雑に。

 私はそれどころじゃなく、このことをとりあえず日記に書こうと思って、今日牛丼屋であったことをまとめながら帰路につき、今にいたります。






あ、そういえば金払ってなかったような。

         
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