最近の話

  2002年6月9日   「

 自称ネイチャー派の私ですが、大の動物嫌いでもあります。人以外の動物を見る・聞く・嗅ぐ・食べるに関してはまったく問題ないのですが、こと触れることに関しましては過剰なまでの拒絶感があります。

 犬・猫に始まり、蚊以上の大きさの虫、もちろん魚類についても生きてるヤツが体に当たるだけでも全身に怖気(おぞけ)が走ります。

 その中でも、鳥類に関しては尋常でないくらいビクビクします。



 だってすごい速さで飛んでるんですから。糞落とすし・・・。



 エピソードとしては、中学校のころ教室の窓にハトがぶつかったときのこと(ガラスが透明だったのでハトは何もないと思ったのでしょう)。
 そのとき私は教室の一番窓側の席だったのですが、ハトが自分のほうに突っ込んでくるのに気づきビックリして、授業中にもかかわらず無言で廊下まで走り逃げたくらいです。
 だってハトのような大きい生物が、ただでさえ触れることもできないのに、高速で突っ込んで来てぶつかったら、多分私(ショックで)死にます普通に考えても痛いし。クチバシなんてある意味殺人道具だし。



 そんなこと(ぶつかられたらヤダナ)を考えながら、日々カラス・スズメ・ハトなど街のアチコチにいる鳥類に敵視を向け続けて生きています。



 ただそうした鳥類の中でも最も私の天敵となっているのが燕。ツ・バ・メです。
 彼らの飛行奇跡の読めなさ・低空飛行・軒下に簡単に巣を作る&巣からの急降下。どれをとっても私にとって超一級品の恐怖です。

 ツバメが幅を利かす4〜5月、低空飛行で襲い掛かってくる(実際はぶつかる事はないのですが)ヤツラに対して、人通りのある普通の道端で私は身構えたり、のけぞったりして何度となく恥ずかしい思いをしています。

 そんな恥ずかしい思いをしないために、近年私はある対策を講じました。



それは「見ない」ということ。



 襲ってくる姿を見るから、身構えるのです。のけぞるのです。だから見ないようにする。具体的にはヤツラの姿を見かけたら、うつむいて地面を見ながら歩きます。果てしなくうなだれているようにも見えますが、のけぞるよりマシです。


 ということでこの時期、街でうつむいて歩いてる私を見かけたらそういうことだと思ってください。
 もっとかっこよくて効果的な対策ないだろうか・・・。

         
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