今月の名言

燃やすゴミの日
BY 広島県廿日市市
2001年5月
 べつに特に名言というわけではないのですが、仕事の関係でこっち(広島)に来て色々と今まで住んでいたとこ(都内某市)と表現や文化が違うことに目がつきます。

 もっとも身近なところで、この表現が非常に違和感を覚えました。関東では普通は「燃えるゴミの日」だと思います。しかし、これも関東に限った常識なのでしょうかね?

 「燃やすゴミの日」だと、なんだか主体的にゴミを燃やすみたいで、分別した結果可燃物として捕らえるのではないように思えます。
 イメージで簡単に説明すると、関東人にとって「燃えるゴミの日」のイメージが「」としましょう。でも、「燃やすゴミの日」だとそこから受け取るイメージは「」になってしまいます。

 だけど、広島の某友人に言わせると、「燃えるゴミの日」だとゴミ自体から発火するような感じがして妙な違和感があるとの事です。つまり広島人にとって「燃やすゴミの日」のイメージが「」なのです。逆に「燃えるゴミの日」だと、そのイメージは「」になっちゃうわけです。

う〜ん、なかなか言葉でうまく表現できないけど、分かってもらえるでしょうか?このニュアンス…。 ニホンゴッテ、ムズカシイデス。。。


 常に自分の使う言葉とそこから連想するイメージが正しいと仮定して話を進めると、たかが「ゴミの日」でさえこうなるんですから、言葉とはなんとも難しいものだと改めて実感しました。


         
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