今月の名言

生まれ変わるならば 君の瞳になりたい
いつも同じ視線で 微笑みたい
BY AIR
2001年4月
 音楽ネタです。

 AIR→知る人ぞ知る車谷浩司のバンドです。「バク」としてイカ天で一世を風靡し、その後石田小吉と「スパイラルライフ」を結成、声の透明感と独特のメロディーでコアに盛り上がり、その後石田は「スクーデリアエレクトロ」、車谷は「AIR」として独立。世間より一足早くラップとポップスの融合にも手を広げ、活動している私のお気に入りの人たちです。
 さすがに「スパイラル」当時の声はもう出てないように思いますが、歌詞・曲調は健在です。


 この名言は、そんな「AIR」の「リヴ」という曲の中のワンフレーズです。
 
 よくよく考えて見ると、かなりストーカー入ってますが、この言葉を聞いた瞬間は、何か心に衝撃が走りました。自分の望む人と(物理的ではなく精神的に)同じ視線で同じ感情を共感し、微笑むことができたら、それはとてもすばらしいことだと思います。

 人と人は簡単にわかり合えるものではありませんし、その人にしか分からないこともあるでしょう。例え同じ人のもとから、双子として全くの同じ生活をしたとしても、完全に同じ感情が芽生えるものではないと、某双子は言っていました。
 そこから生まれる不安・疑念・孤独から逃れるために、人は宗教的なものに走るのかもしれません。
 
 何はともあれ、このように思える人がいること自体が,私はステキなことだと思いました。


         
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