| 「愚人は50を道半ばと考え、賢人は90を道半ばと考える。｣ BY 太公望 2003年9月 |
| 太公望：釣りの名人で有名かと思いますが、その実態は中国の周王朝建国に際して活躍した軍師であります。中国史の兵法の始祖とも呼ばれ、六韜・三略を著したのも太公望です。そんな彼が、戦で奇襲作戦をする際弟子に言った言葉が、この言葉です。 要は、最後の最後までツメを引き締めねばことはまかり終わらんということを示したかったのだと思います。 私にとって、この言葉は何事も完結することの難しさを切々と感じさせてくれました。私は人が何かを完結させようとしてもずと言っていいほど、ミスや失敗というものがあると思っています。ですから100のものを仕上げるのに、100の力で臨んでは必ず失敗するということ。何かを成し遂げる（それが例え日々の些細なことでも)余裕を持って事を進めるのが人には必要なのではないかと思います。 |
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